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美容室のホームページ制作WEBマガジン楽天ビューティに掲載すべきでない美容室とは?

楽天ビューティに掲載すべきでない美容室とは?

[記事公開日]:2023.09.03. WEB集客マガジン

[最終更新日]:2023/12/04

基本的に成果報酬型である美容室のポータルサイト、楽天ビューティ。
月ごとに多大な掲載費用がかからないので、チャレンジしやすい媒体でもあります。

しかしこの楽天ビューティ。
ある条件を満たす美容室には、オススメできない媒体でもあります。

これから楽天ビューティに掲載しようと思っている方も、現在すでに掲載している方も。
今日のコラムは、とるべき集客戦略を見直す、良いきっかけになるかもしれません。

目次
1.楽天ビューティに掲載すべきでない美容室3つの条件
1-1.安売りしたくない美容室
1-2.ホットペッパーで結果の出ていない美容室
1-3.他で集客ができている美容室
2.本当にとるべき戦略は<ホームページ>
3.まとめ

1.楽天ビューティに掲載すべきでない美容室3つの条件

そもそも楽天ビューティがどういった媒体なのか?
これから掲載しようと思っている方は、関連記事を参考にしてみてください。

<関連記事>楽天ビューティ、安いけど正直どう?利用するメリット&デメリット
http://salon-concierge.net/rakutenbeauty/080517.html

上記の記事でも書いてあるように、楽天ビューティは美容室側にメリットがあります。
月額料金が無料なのに加え、お客さまからの予約が入らない限り料金がそれ以外にかかりません。
別途オプションの有料広告を利用しなければ、初期費用の50,000円で済みます。

予約が入ったとしても、電話での予約であれば1,000円(税別)/1件。
ネット予約は施術料の15%(税別)/1件と、その他のシステム料を加えたとしても、かなり安め。
業界最大手のHotPepper Beauty(ホットペッパービューティ)の利用料を考えれば、じつにリーズナブルです。

では、「安いから必ず掲載するべきなのか?」といえば、そうではありません。

すべての広告媒体には、向き不向きがあります。
楽天ビューティにも、向いている美容室と向いていない美容室があるのです。

結論からいえば、掲載すべきでない美容室の条件は次の3つ。
あてはまる項目が多いほど、向いていないといえるでしょう。

1.安売りしたくない美容室
2.ホットペッパーで結果の出ていない美容室
3.他で集客ができている美容室

それぞれについて、詳しく説明していきます。

1-1.安売りしたくない美容室

楽天ビューティの掲載費用が美容室にとってどれだけ安かったとしても。
そこから集客ができるのは、楽天ビューティが結局のところ「ポータルサイト」だからです。
「ポータルサイト」とは、いわばクーポン発行による安い料金で予約を促すサイト。
そもそもこのコンセプトとあなたの美容室が合わなければ、掲載すべきではありません。

自分の美容室が長期的にお客さまに愛され、値段ではなくサロンのファンとなってリピートして欲しい……。
そういう狙いがあるのであれば、楽天ビューティはオススメしません。

もちろん初回の値引きにより、来店しやすさをアップすることは賢い戦略といえます。
しかし、それは楽天ビューティである必要がありません。
あなたの美容室のホームページでもできることです。

ポータルサイトである以上、他の美容室との値段とも比較されやすくなってしまいます。
となれば、お客さまがあなたの美容室を気に入ってくださったとしても、ふとした拍子により安い値段のサロンに流れてしまう可能性も高くなってしまいます。
サロンのブランドを築き、長期的にお客さまに愛して欲しいと思うのであれば、楽天ビューティへの掲載はマイナスになるかもしれません。

1-2.ホットペッパーで結果の出ていない美容室

楽天ビューティへの掲載を検討している美容室のほとんどは、一度はHotPepper Beauty(ホットペッパービューティ)に掲載したことがあるのではないでしょうか?

もしもホットペッパーで沢山の広告費用をかけても、望ましい結果が出なかった場合……
楽天ビューティでも結果が出にくい可能性があります。

上記も触れたように、ポータルサイトを利用するお客さまは「安さ」を重視しています。
また、楽天ビューティでは楽天スーパーポイントを利用できます。
そうした「安さ」や「ポイント利用」などを目的とするお客さまの層が、ターゲットなのです。

ホットペッパーの予約では、Pontaポイントが貯まります。
つまり、お客さまにとっては基本的なシステムは楽天ビューティと大差がないのです。
もちろん、楽天スーパーポイントの方がPontaポイントよりメジャーなので、もしかすると違った顧客層にアプローチできる可能性はあります。
ですので、一概にホットペッパーでダメだったからといって、楽天ビューティでもダメとは言えません。

しかしターゲット層があまり変わらないのであれば、期待できる結果もそう変わらない可能性が、高いと言えます。

また、ポータルサイトでは美容室をお客さまが検索したときに、1ページ目の上段(一番最初の方)に表示されるサロンが有利になります。
楽天ビューティでもこの仕組みは同じで、やはり有料オプションとして上位表示を販売しています。

この部分については、関連記事をご覧ください。
<関連記事>楽天ビューティを掲載するべき美容室とは?
http://salon-concierge.net/rakutenbeauty/keisaisurubeki.html

上位表示をする美容室が有利になるのは、楽天ビューティでも同じ。

そこにかける広告費用が惜しい美容室にも、楽天ビューティは掲載すべきではないと言えるでしょう。

1-3.他で集客ができている美容室

現状、楽天ビューティに頼らない集客ができている場合。
その場合であれば、掲載すべきではありません。

「集客できる媒体が増えるからいいじゃないか!」と思うかもしれません。

しかし掲載してしまうと、お客さまがあなたの美容室を検索したときに、一番最初に表示される可能性が高いのは楽天ビューティになってしまいます。
そうなれば、クーポンによる値引きや予約のシステム料が、余計にかかってしまうのです。

ですので、いたずらにあなたの美容室を掲載するポータルサイトを増やすのは、得策ではありません。
特にポータルサイト以外の方法で集客ができている美容室は、わざわざ掲載しなくとも良いでしょう。

2.本当にとるべき戦略は<ホームページ>

上記の3つの条件を踏まえた上で、私がオススメする集客媒体はホームページです。
なぜなら、ホームページであれば安売りする必要もなく、また他店との価格比較をいたずらに促進したり、多大な広告費用がかかることもないからです。
クーポンやポイントですら、お店独自のものを発行すれば良いのです。

サロン独自のホームページは、あなたの美容室の魅力を十分にアピールできます。
特にホームページ内に設置したブログであれば、魅力のアピールだけでなく検索による集客効果も期待できます。

プロならではの、髪やセットに関する知識を記事で公開。
実際にスタッフがやって見せる、毎朝のブローのコツを動画で配信。
ポータルサイトにありがちなやらせではない、生のお客さまの声を掲載。

こうしたことができるのは、サロン独自のホームページだからです。

新規のお客さまだけでなく、何度も足を運んでくれるリピート客を生み出してくれるのも、ホームページの素晴らしい点と言えるでしょう。

この部分については詳しく、関連記事でも触れています。
ぜひご覧ください。
<関連記事>【保存版】美容室がホームページ制作で必ず気をつけるべき5つのこと
http://salon-concierge.net/website/300617.html

3.まとめ

いかがでしたか?
今回は楽天ビューティに掲載すべきではない美容室の条件を挙げましたが、もちろん掲載すべき美容室もあると思います。

ただ楽天ビューティで結果が出たとしても、いずれはポータルサイトからは脱却すべきだと思います。
というのも、媒体は成長するに従って広告費は高騰する傾向にあります。
いくら楽天ビューティが安いといっても、将来的にホットペッパーのように多大な広告費を必要とする可能性があります。

そうした可能性を考えると、楽天ビューティを利用するとしても、自店のホームページは用意しておくべきでしょう。
また用意するだけでなく、集客媒体として使えるよう育てる必要があります。

すでにホームページを持っている人は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。
きっと集客に役立つヒントがあると思います。

<関連記事>あなたの美容室は大丈夫?ホームページで見直すべき7つのポイント
http://salon-concierge.net/website/2208.html

この記事を書いている人

河合良介いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。SALON CONCIERGEの河合と申します。
株式会社サロンコンシェルジュのゼネラルマネージャー
サロン専用集客支援システム「サロンコンシェルジュ」開発者
1987年11月生まれの東京都清瀬市の出身。うさぎ年のAB型。