前回、サロンが無料でホームページ作成をする際のコツをお伝えしました。
<関連記事>プロが教える!無料でサロンのホームページを作成するコツ
http://salon-concierge.net/website/free0721.html
ワードプレスを使うべきこと、自社ブログを使うべきこと、予約導線を作るべきことなど……。
基本の知識とはなりますが、非常に重要な部分をお伝えしています。
まだ読んでいない方は、一度目を通してみてくださいね。
さて、本日はさらに応用編として「より集客できるようにするにはどうすれば良いのか?」をお伝えします。
今回も無料でできることにこだわり、プロならではの視点で予算なしでも失敗しないコツを集めました。
あなたのサロンのホームページ作成の際に、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.すべてのページから予約できるようにする
2.すぐに予約できるようにする
3.スタッフ紹介にこだわる
4.読みやすい表記にする
5.更新し続ける
6.まとめ
1.すべてのページから予約できるようにする
前回の記事では、ネット上からできる予約導線を作ろう!ということをお伝えしました。
「Contact Form7」というプラグインをワードプレスにインストールすることで、誰でも簡単にメールフォームを作れるのでしたね。
また、無料から試せる予約管理ツールを使うこともオススメでした。
こうした予約ですが、じつはすべてのページから予約できるようにすることが重要です。
あなたのホームページを見ているお客さまが、「よし!予約しよう!」と思ったとき……
「あれ、どのページからなら予約できるんだっけ?」と迷ってしまっては、機会損失につながってしまいます。
具体的なコツとしては、予約ボタンを常にフッター(画面の下)に表示させること。
(「固定ナビゲーション」などという言い方をします)
サロンのサイトを見る人のほとんどは、スマホを使っています。
楽天ビューティなど、ポータルサイトを見る20代~30代のユーザも60%以上がスマホ。
つまり、スマホからいかに予約しやすくさせるか?が重要なのです。
スマホでお店のサイトを見ているときに、画面の下に予約ボタンがずっと表示されるサイトってありますよね?
あれを、あなたのサロンのサイトにも表示させるのです!
スマホはパソコンよりも画面が小さいので、一度に表示される情報量が限られています。
ですので、予約するためにわざわざ予約フォームまで移動するのも、かなり面倒。
しかしボタンひとつで予約フォームに飛ぶように設定しておけば、ホームページを見るお客さまの負担は無くなります。
なので、「固定ナビゲーション」として画面下に予約ボタンをスマホでホームページを見た際に表示させることは、大変オススメです!
自社ブログやスタッフ紹介を読んでいるときなど。
いつでも「このサロンに行きたい!」と思ったときに、予約ができます。
ちなみに弊社のこのホームページも、スマホで見ていただくと「固定ナビゲーション」が表示されます。
参考にぜひ見てみてください。
ボタンを押すと、すぐに電話できるようになっています。
2.すぐに予約できるようにする
上記の「固定ナビゲーション」にも通じる内容になります。
私がサロンのホームページを見てみると、予約ページへアクセスできる導線が非常に限られているサイトが多いです。
例えばヘアカタログのページを見ているときに、予約したくなったら、一度トップページに戻らないと予約ページに移動できないなど。
せっかくサイトにアクセスしてくだったお客さまが、迷子になってしまうような作りのサイトもあります。
これって、非常にもったいないですよね。
ヘアカタログやスタッフ紹介のページにも、ぜひ予約ボタンをつけましょう!
例えばヘアカタログであれば、髪型の写真と説明の文章の下に、「この髪型を希望して予約する」というボタンをつけるのです。
お客さまとしては「この髪型いいなぁ」と気持ちが盛り上がったときに予約ができるので、予約される率が高まります。
また、お店側もどこから予約があったか分かる設定にしておけば「お、この髪型を載せたら予約が増えたぞ」と分かります。
これはホームページを運営する上で、非常に重要な情報です。
ヘアカタログのページに予約ボタンを設置する行為は、スマホ以外のパソコンで見ているお客さまにも有効です。
通常、パソコンのサイトでは固定ナビゲーションが画面下に表示されることは少なく、予約ボタンがあるとスマートです。
3.スタッフ紹介にこだわる
サロンのホームページを見ていて多いことその2が、スタッフ紹介がとてもさらっとしていることです。
例えば「スタイリスト 山田●● △△校出身」。
上記の情報とスタイリストさんの写真しか表示されておらず、その人がどのような人物なのかさっぱり分からないのです。
果たしてこれでお客さまは予約したいと思うでしょうか?
お客さまとしては、担当してくれるスタイリストさんがどのような性格か。
また、どのようなスタイルが得意なのかなど、細かな情報が知りたいはずです。
少なくとも、どのような思いを持って働いているかぐらいは書いておいて欲しいでしょう。
スタイリストさんの写真にインスタグラムにリンクを貼ってあるサロンもありますが、これももったいないです。
インスタグラムにリンクを貼るよりも、そのスタイリストさんの詳しい経歴ページなどのリンクを張りましょう。
外部サイトに移動してしまうと、あなたのホームページに戻ってくる可能性がとても低くなってしまいます。
また、スタイリストさんの自己紹介の文章のすぐ下に、予約ボタンを設置するのもお忘れなく。
「この人に切ってもらいたい!」と思ったタイミングで、すぐ予約できるようにしましょう。
4.読みやすい表記にする
サロンのホームページで多いのが、「オシャレだから」と言う理由でメニューなどを「Menu」と英語表記だけにしてしまうこと。
英語表記そのもの自体は悪くないのですが、そのすぐ下に「メニュー」と日本語の読み方も書いておきましょう。
人によっては英語が苦手な方もいらっしゃいますし、何より英語だけだと読みづらいです。
ちなみに英語についてもオシャレな字体にするあまり、読むこと自体が難しいサロンもあります。
字体は確かに重要ですが、ホームページは見やすいことが前提です。
文字以外のデザイン面でも、気をつけましょう。
5.更新し続ける
サロンのホームページは、一度作れば終わり……というわけではありません。
誰しも最終更新日が今日より1年前になっているサイトより、今日更新されているサイトに惹かれるもの。
そこにある情報も新しく感じますし、何より活気を感じます。
「今日はこんなお客さまがいらっしゃいました!」という記事で、1年前の更新で止まっているブログがあるサロンに、お客様は行きたいとは思いません。
「今年の流行のヘアスタイルはこれ!」というような、鮮度のある記事を自社ブログに更新し続けましょう。
更新すればするほど、あなたのホームページの価値は高まります。
もちろん有用な記事を更新した場合に限りますが、人は専門性の高いプロにサービスを受けたいと考えるからです。
美容に関する情報を沢山公開しているサロンであれば、それだけ施術にこだわりがあるとお客さまが考えるのは自然なことでしょう。
自社ブログに専門性の高い記事を、どんどん更新していってください。
質の高い記事を公開することで検索エンジンにも評価され、あなたのホームページがお客さまに検索されやすくもなります。
6.まとめ
いかがでしたか?
サロンのホームページ作成をする上で、無料でできるコツをお伝えしました。
予算がなくても失敗せず、きっと集客に役立つはずです。
「固定ナビゲーション」や予約ボタンの設置、スタッフ紹介のこだわりや文字表記など、今日ご紹介したのには一つの共通点があります。
それは、<ホームページに訪れたお客さまが、いかに快適に過ごせるか>です。
この記事を読んでいる人のほとんどは、サロン経営者の方です。
おもてなしという点で言うと、まさにプロフェッショナル中のプロフェッショナルでしょう。
そのおもてなしの心を、ホームページに反映させると考えてみてください。
そうすれば、予算がなくとも無料で失敗なく、集客できるサロンのホームページ作成ができると思います。
もちろんホームページ作成をしていてお困りごとがあれば、なんなりと私たちにご相談ください。
サロンがホームページが集客するコツは、ただお金をかければ良いというものではありません。
あなたのサロンの規模や予算感に合った集客のコツを、お伝えすることもできます。