美容室のホームページ制作WEBマガジン【美容室の集客】成功する美容室だけが実践する新規もリピーターも増やすための方法
【美容室の集客】成功する美容室だけが実践する新規もリピーターも増やすための方法
[記事公開日]:2019.05.08. WEB集客マガジン
[最終更新日]:2019/06/11
「技術には自信があるのになかなか新規のお客さんが増えない」
「高い広告費を払ったけどそれに見合う集客ができない」
「リピートにつながらない」
美容室のオーナーさんが、このように集客で悩んでしまうケースは少なくありません。
美容室の経営というのは、いくら技術があっても集客力がなければ成功は難しいです。かと言って、莫大な広告費を払ってやみくもに新規客を増やせば良いのかというと、それも違います。
技術というのは持っていて当たり前。『技術の高さ=美容室の成功』ではないのです。
今日は、美容室の集客において失敗しないために押さえておくべきことをお伝えします。
大切なことなので少し長くなりますが、無駄になることはひとつも書いていません。じっくりとお付き合いいただければ幸いです。
ホットペッパービューティーをはじめ、集客力のある媒体に広告費をかけることは、即効性のある集客方法。オープンしたてのお店などは知名度を高めるためにも有効です。言ってしまえば、戦略&魅せ方を間違えなければどんな広告でも構わないのです。
でも中には、そんなに広告費をかけられない、もしくは今かかっている広告費を抑えたいという人もいるのではないでしょうか。
莫大な広告費をかけなくても集客する方法は当然あります。ホットペッパービューティー以外の方法であまり成果がなかったという場合、やり方を間違えているだけです。
ネット社会の現代。簡易的であれ、本格的であれ、ほとんどの美容室がホームページを持っていますよね。
「おしゃれでスタイリッシュなHPにした!」「ホームページがないというのも微妙だから、とりあえず…」色んな方がいると思いますが、“ただあるだけ”のホームページではもったいないです。
このただあるだけのホームページのことをウェブ業界では、コーポレートサイト(会社概要のサイト)と呼びます。
コーポレートサイトとは単にサロンの住所やメニュー、スタッフさんの情報などしか載っていないホームページのことです。
これでは全くといっていいほど集客はできません。(既存のお客様がホームページ経由で予約してくれるケースはありますが)
発想を少し変えるだけでホームページも立派な集客ツールになります。
きちんと活用できればホームページだけでも100件以上の予約を取ることも難しくありません。
実際にSALON CONCIERGEのお客様で毎月100件以上ホームページから新規のお客様からご予約を獲得しているサロンがあります。
SALON CONCIERGEはホームページから新規のご予約をより多く獲得するために最適化されたホームページシステムだからこその結果です。ご興味がある方はお問合せ下さい。
また、ホームページで集客&予約を取るために、ネット予約のシステムを取り込んでおくようにしましょう。いつでもどこでも空席の確認ができて、24時間好きなときに予約が入れられるのが理想的です。
現在ホットペッパービューティーの集客に依存している方も、独自の予約システムを持つことが脱・ホットペッパービューティーの第一歩です。
ホームページを作っても、見てもらえなければ意味がありません。検索をしたときに、1ページ目に表示されることが必須です。
例えば、「地名+美容室」「地名+デジタルパーマ」で検索されたとき、上位に表示されている美容室があったとしたら?
「外国人風カラー」と検索して上位に出てきた美容室。外国人風のカラーをしてみたい人の来店が見込めます。
また、それぞれのブログの記事がいくつかのキーワードで上位表示されることで、ホームページそのものが強くなり、ホームページそのものが検索にヒットしやすくなります。
色んな美容室のブログを読んでいると、スタッフの日常などを発信している記事をよく見かけます。お客様に親近感を持っていただく、距離を縮めるという意味では効果的ですが、このような内容ばかりでは集客が見込めません。
狙いたい層のお客様にとって「知りたかったこと」「役に立つ情報」そういう内容が書いてあってこそ、はじめてブログからの集客ができるのです。
このような集客することのできるブログのことをSALON CONCIERGEはコラムと呼んでいて、まだ見ぬお客様が読んだときに”役に立つ記事だな。”となることで関係性を構築していき、実際のご来店に繋げていくという集客方法をサロンさんに学んで頂くというコンサルティングサービスも展開しています。
このコンサルティングを受けたお客様で、月に50万人がホームページに訪問するまでに成長しました。
どこから月間50万人もの人がホームページを見に来てくれるのか。InstagramやTwitterなどのSNSではここまでのインパクトを出すことは不可能に近いです。
そのSNSを利用しているユーザーをたくさんのInstagramのアカウントを持っているスタイリストさんたちが取り合っているのですから。
となるとどこから経由なのか、それはGoogleに代表される検索エンジンからの流入です。これ以上この検索エンジンについて掘り下げてしまうと、かなり長くなってしまうので割愛しますが、毎月この検索エンジンからの集客について定期的にSALON CONCIERGEが主催のセミナーを開催しているので、ご興味のある方はぜひご参加下さい。
セミナーの情報は下記ページからどうぞ!
https://salon-concierge.net/lp/09/
ちなみに、アメーバブログを使っている美容室もありますが、これはおすすめできません。アメーバブログをはじめ、無料のブログサービスは検索で上位に上がりにくいと言われれいます。
ブランディングの意味でも、ホームページは良い感じなのに、ブログがアメブロではなんだか残念ですよね…。
美容室の集客において、口コミや紹介での来店は、一番信頼ができる方法です。
口コミや紹介のメリットは
・広告費がかからない
・良質な顧客が獲得できる
・紹介できた方はリピーターになりやすい
です。
口コミや紹介で新規のお客様が増えると、経営も安定化し売上アップを狙えますので、積極的に取り入れていきたいです。
1つ口コミに関して注意点を挙げるならば、匿名でテキストだけの口コミは信頼性が低くなってきてしまっています。
このような口コミは自作自演で作ることもできるからです。
よりリアルを感じることのできる口コミにしなければならないわけですが、どのような口コミを載せるべきなのでしょう。
答えを言ってしまうと、リアルなお客様の顔と実際に手書きで書いてもらった口コミを撮影して、その写真をホームページには掲載した方がいいでしょう。
ホットペッパーさんや楽天ビューティさんなどのポータルサイトに関しては口コミの入力方法やフォーマットが決まってしまっているので、自由に写真を掲載したりすることはできませんが、ホームページは自由がききますので、今説明したような形式で口コミを入れることをオススメします。
美容サロンへインターネット経由で予約を入れるとなれば、まず頭に浮かんでくるのがホットペッパービューティを代表する美容ポータルサイトでしょう。
有名人を使った広告をテレビや交通広告などで展開し、一般ユーザーへの認知に力を入れているだけあり、利用しているユーザー数も膨大です。
一般的に知られている美容ポータルサイトを以下に挙げてみます。
・ホットペッパービューティー
・楽天ビューティー
・minimo
・OZmall
・ビューティーパーク
・ティフル
一度は耳にしたことのありそうな有名なポータルサイトを挙げましたが、小さなポータルサイトとなれば更に数は多くなります。
これらポータルサイトを多くのサロンが利用しているかと思いますが、やはりどのサロンでもポータルサイトに対しての広告費が高すぎるからもっと費用を抑えたいという考えを持っています。
利用ユーザーが一定数いるため、新規顧客を集客することができますが新規集客をポータルサイトだけに依存するのは危険です。
それぞれのポータルサイトでも、特徴や料金も様々ですので、サロンの人数、規模に応じて選定するほうが良いでしょう。
Googleマイビジネスとは、Google検索結果・Googleマップなど、Googleのサイト上に無料で情報を掲載でき、最新情報を更新・管理できます。
・Google 検索や Google マップ上に、社名・店名・電話番号・住所・営業時間など、ビジネスの基本情報を掲載
・会社や店舗の外観・内観・取り扱い商品・おすすめメニューなどの写真を掲載
・クチコミの管理・返信
・簡単に無料のWebサイト(レスポンシブWebデザイン)を作成
・閲覧数・閲覧 ページ・閲覧写真・アクセス元地域などの簡易分析
・AdWords Expressとの連携
・PC・スマートフォン版対応
美容室やエステサロン、ネイルサロンなど、店舗を持っている業態が絶対に登録しておいたほうが良いGoogleマイビジネス。
実は美容室でも意外に登録していない美容室が多いです。
もし、あなたのサロンがまだ登録していないのであれば無料ですので、すぐに登録しておくことをオススメいたします。
SNSも集客ツールになります。特にInstagramは若い女性が集まっているので、ハッシュタグをつけて施術写真の画像を配信するだけでも見てもらえる機会が増えます。
「#イルミナカラー」「#外国人風カラー」「#アッシュベージュ」など、人気の施術メニューのハッシュタグは、それだけ検索する人も多いので施術写真などを積極的にアップしていきましょう。
複数の画像投稿ができるようになったので、施術前⇔施術後の写真を載せておくと「この美容室、この色からここまでの色を発色できるんだ!」と知ってもらうきっかけにもなります。
2017年には、若い人たちのフェイスブック離れが進んでいると報じられました。
しかし、フェイスブックの利用者数は、SNSの中でも一番多く最も広告の効果が出るSNSです。
※国内利用者数:月間2800万人 世界利用者数:月間20億人。(2017年末の数値)
また、美容師の方々が多く利用してるツールでもあります。
ですので、美容師の方に訴求したい内容なども投稿するとリアクションがもらいやすいかもしれません。
ターゲットが40代以上である場合や地方であればチラシが効果的です。地域密着型の美容室であれば、積極的にチラシを活用しましょう。
「チラシなんて毎日たくさんポストに入っているし、見もしないで捨てるけど…」という方もいるかもしれませんが、地方は都会に比べて圧倒的にポスティングされるチラシが少ないのです。
可能であれば1枚1枚手渡しをしたり、チラシをそのままポストに入れるのではなく、チラシ+手書きメッセージを封筒に入れれば目に留まります。
少し手間がかかりますが、「あら?何かしら?」と封を開け、中を見てもらう。「なんだか丁寧な美容室だなぁ」と印象づけましょう。見もしないで捨てられるよりもよっぽど有効です。
業界最大手のホットペッパービューティーをはじめ、知名度の高い大手クーポンサイトは新規客の集客にかなりの効果があります。しかし、クーポンサイト経由で来店するお客様はどうしてもリピートになりづらい層が多いのは否めません。
コンビニよりも数が多いと言われ、美容室が溢れてている現代。中には「これだけ安い値段で行けるんだから、お店を転々とすればお得だよね」と考える人ももちろんいます。
“価格”だけに価値を感じてくるお客様で来客数が増えた場合、たしかに売り上げとしては成り立ちます。うまくいっているように錯覚しますが、お客様にリピートしてもらえなければ自転車操業状態になってしまうのです。
「破格クーポン・低価格戦略」で集客をした場合、ターゲットが明確で打ち出しが良ければ、どんどん新規客が集まってくるため、危険な状態に陥っていても気づかないオーナーさんは少なくありません。
ちなみにホットペッパービューティーのリピート率はほとんどのサロンが10%以下だと言われています。10%にも満たないリピート率は、低価格であればあるほど、苦しい状況を招いてしまいます。
価格だけで美容室を探すお客様は、次から次へとさらにお得なサロンを探す傾向があります。同じような価格のお店が他にあれば「行ってみようかな?」と移り気の多い人たち。その層のお客様ばかりを集めてしまったサロンの未来は明るくありません。
そして、人は相場よりも安いものを購入したとき粗探しをする傾向が強くなります。それは「なぜ安いのか?」と安い理由を無意識に探すからです。
例えば、100円均一で買ったセロハンテープを買ったとします。「やっぱり普通に買うのと比べてペラペラだな」と感じたりするものです。(とは言ってもイマドキの100円均一の商品は素晴らしいものが多いですが…。)
料金の高い美容室ほどクレーム率が低く、低価格の美容室ほど、クレーム率は高くなります。
破格クーポン、低価格を売りにしている場合、それだけ多くのお客様を捌かなければなりません。しかし、ただでさえ堪えるクレームに時間を取られたら?
クーポンや価格を武器にすると、気づかないうちに危険な状態にまで追いつめられることがあるというのは頭に入れておくべきです。
価格で勝負するのは全国展開できるほどの体力がある大手美容室でなければ生き残るのは難しいです。
そもそも、美容師を志したのは「ただ売り上げを作るため」でしたか?おそらく、大半の美容師さんが「自分の手で誰かをきれいにしたい」という気持ちではじめたのではないでしょうか。
毎日毎日、ただ入った予約をこなすのでは、ただ消耗するだけです。
質の良いお客様の集客、リピートに繋がるお客様を獲得していくためには、あなたの美容室の価値をアピールしていきましょう。
お客様は、3ステップで価値を感じます。
1.来店前
2.来店時
3.来店後
「何を当たり前のことを言っているの?」と思うかもしれませんが、質の良いお客様の集客&リピート客を増やすための極意があるのです。
広告やクーポンを出して集客をするのは、簡単で即効性が高い方法です。まず知ってもらわなければ来店してもらう術がないので否定はしません。
ここで絶対に間違えてはいけないのが「その広告で来店するお客様は、あなたの美容室そのものの価値を感じられるか?」ということです。低価格や破格のクーポンに価値を感じさせてはいけません。
「あなたの美容室にお願いしたい」
「ちょっと高いけど行ってみたい」
魅力の伝わる戦略を練っていきましょう。
あなたの美容室の強みは何ですか?意外とこの部分が伝えられていない美容室は多いです。
例えば、「外国人風のカラーが得意」という場合、ブリーチをしなくてもここまでカラーを再現できるというのを伝えられれば、脱色をしたくない方にズシンと響きます。
施術前、施術後の写真を掲載すれば、「ここまでの色にできるならお願いしたい」必ずそう思ってもらえるはずです。
キャッチコピーやメニューなど最も効果的に組み合わせて魅せていきましょう。
これはその通りなのですが、技術力はもちろん、カウンセリングやサービス全てにおいて満足をしてもらうこと。
ここが不足しては集客に成功してもリピートしてもらえる確率は0になります。
サービス面で言うと、カット時にパラパラと顔に落ちてしまう髪の毛の問題。
前髪をカットする場合は顔に落ちてしまうのは防げません。カットしたあと、顔に落ちた毛をそのままにしてしまっていませんか?まさかそんなと思うかもしれませんが、ブラシではらうこともせずそのままにする美容師は多いのです。
カットしたあとは、ブラシできちんとはらう。これはお客様のことを考えれば最低限のことであり、当たり前です。
そして、女性のお客様の場合はファンデーションやリップで付着した髪がブラシだけでははらいきれないことがあります。そういう場合にはティッシュとハンドミラーを渡してお客様自身にはらってもらうというのもひとつの配慮です。
美容室を出るまで切った髪が顔につきっぱなしだった…、これではマイナスな印象を与えてしまいます。
来店後のアピールというと、サンキューレターやサンキュメールを思い浮かべる人が多いと思います。これももちろん有効ですが、本当に大切なことはそれではありません。
ズバリ、
・ヘアスタイルの持ち
・自宅での再現性、セットのしやすさ
・伸びてもキマっている
そう、カウンセリング能力&技術レベルです。
美容室に行った直後にきれいなのは当たり前です。
でも、「翌日セットしようとしたら思ったようにならなかった」「ちょっと時間が経ったらパサパサになった」それではまた来店しようとは思ってもらえません。
“あの美容師さんにお願いするとセットもしやすいし伸びても色落ちしてもいい感じになる!”
そこまで持っていけてようやくリピーターがつきます。
そこで、タイミングを見計らってのサンキューレター。満足していれば「あぁ、そういえばよかった!また行こう!」そう思うはずです。
長く通ってもらうための一歩を踏み出すことができます。
色々とお伝えしてきましたが、最後にもうひとつだけ伝えさせてください。
ホームページ、ブログはもちろん、ホットペッパービューティーをはじめとするクーポンや広告、そしてリアルなチラシでの集客も「サロンの魅力を発信する」という根本的な部分は変わりません。
「ホットペッパービューティーは今すぐやめるべき!」とも言いません。集客力があるのは紛れもない事実だからです。
ホットペッパービューティーで費用に見合うだけの『リピートに繋がるお客様』を獲得するのも不可能ではないからです。実際、ホットペッパービューティーからの来店のリピート率が40%を超えるサロンもあります。
何が違うのか?というと、「お得なクーポンの媒体」としてではなく、「サロンも魅力を伝える媒体」として活用しているからです。
なぜ集客がうまくいかないのか?
なぜリピートに繋がらないのか?
それは、サロンの魅力を正しく伝えられていないからです。
莫大な広告費に頼るだけではなく、自分たちの資産とも言えるホームぺージやブログを活用して、うまくブランディングしていきましょう。
「どうやって集客できるホームページにすれば良いか分からない」
「ホームページに予約システムを入れたい」
「検索で上位に表示されるブログの書き方が知りたい」
このような場合は、サロンコンシェルジュにお問い合わせください。(→こちら)
もっと具体的なサロンコンシェルジュのサービス内容を確認 & 検討したいと思う方は(→こちら)
ちょっとした些細な相談だけでも構いません。何かお悩みがあれば、一度話を聞かせてください。
この記事を書いている人
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。SALON CONCIERGEの河合と申します。
株式会社サロンコンシェルジュのゼネラルマネージャー
サロン専用集客支援システム「サロンコンシェルジュ」開発者
1987年11月生まれの東京都清瀬市の出身。うさぎ年のAB型。